2014年7月11日金曜日

Rumah Topeng & Wayang公演日記 ④

開演前トペンミュージアムの楽屋にてディディックさん、セカールさんはメイクをし、キレイな装束を身にまといます。ディディックさんは中国人女性の役ですから古代の中国風衣装。セカールさんはバリ島の王様役ですからバリ舞踊の衣装。小谷野さんはディディックさんの父親ですから中国風。津村氏は能装束の湖の神です。

 神秘的な野外舞台でガムランの演奏から始まりました。客席は暗く すり鉢状 になっているので、如何程の人数に来ていただけているかはわかりませんでしたが、VIP席の在デンパサール日本総領事夫妻をはじめ、ジャワやジャカルタからもたくさんのVIPに来ていただき、在ウブド日本人、アメリカ、ヨーロッパの観光客、日本人観光客、バリの人々で満席みたいでした。
目の前のディディックさんの舞が艶やかで見事。セカールさんの舞踊も精悍。

途中でサッと霧雨がありましたが、役者も楽しみ、お客さんも真剣になって鑑賞して頂きました。
素敵な時間でした。

公演終了後、記念撮影するお客様がドドーっと楽屋に来て、すぐにお客様の反応を伺うことができました。
 日本人のお客様は、私の演奏はもとより、「演奏していない時の私の全く動かない姿勢に日本人の侘・寂(わび・さび)を感じる。日本人でよかったんだ」と話してくれました。離れた地で日本のエッセンスを少しでも伝えられた事に嬉しく思いました。欧米の人も感動を伝えて頂いたのですが、なにせ言葉がわからないのでチンプンカンプン。でも目や表情でとっても感動してくれたんのだなぁと感謝しました。

最後に出演者で記念撮影

 ウブドの町から少し離れていて周りに何もない所でしたが、トペンミュージアム野外舞台ができて以来最高の数のお客さんに来ていただいたらしく、霧雨で30人ほど席を外れましたが、700人の方々に観ていただいたそうです。その中にはウブドでたまたまチラシをみつけて来ていただいた人もたくさんいました。

今回この素晴らしい公演が行えたのも、Rumah Topeng & Wayang(トペンミュージアム)をはじめ、在デンパサール日本国総領事、ガルーダインドネシア航空、そして沢山の方々の御協力のおかげです。ありがとうございました。そして小谷野さん、今回は裏方でサポートしていただいた佐藤さん ありがとうございました。

また次もできる事を願っています 

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